ユニオン・パシフィック(UNP)銘柄分析

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銘柄の特徴

米国最大の鉄道輸送会社の(UNP)です。米国西部23州で鉄道貨物を扱っています。

2020年6月27日更新

 ユニオン・パシフィック(UNP)企業概要

1860年代から運行する老舗でアメリカ西部の23の州、32万マイルを鉄道で結ぶことによりグローバルサプライチェーンに重要な接続を提供しています。主要な西海岸港湾から東へ貨物を運搬しています。又カナダ、メキシコとも接続しています。(ユニオンパシフィック社ホームページより)

Union Pacific System Map
ユニオンパシフィック社ホームページより

本社はネブラスカ州に構えています。石炭、化学品、農作物、完成車など幅広い貨物を扱っています。

日本で鉄道会社というとJR東日本や東海など人員の輸送がメインになりますが、ユニオン・パシフィックは貨物を運搬する会社になります。

  • 業種分類:運輸
  • 採用インデックス:S&P100、 S&P 500、ラッセル1000、ダウ運送20
  • 従業員:37,483名
  • S&P 格付け:A-

地域・事業別売上高 アメリカでの鉄道事業になります。(メキシコからの収入も約10%あります。)

収入内訳

収入内訳割合
農産物22%
燃料18%
産業製品29%
プレミアム (完成品やインターモーダル)31%

上記のような鉄道貨物を取り扱っています。主に西海岸に着荷したアジアからの荷物を全米各地に輸送してます。又、逆にアジアへ出荷する荷物を西海岸に運搬しています。

決算状況

以下、データはモーニングスターからです。

売上 利益状況

売上高、利益ともに安定して推移しています。売上高は貨物量によって上下しますが、営業利益率は40%に迫っており高収益です。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローは安定しており現金を稼ぎ出しています。やはりインフラ事業なので投資が必要でありフリーキャッシュフローは控えめです。

1株利益、配当

EPS、DPSともに安定して推移しています。配当は10年で約6倍になり、配当性向も余裕があります。

投資パフォーマンス

2010年12月末から毎年12月末に1,000ドル投資した場合のパフォーマンス。配当金はすべて再投資しています。ただし配当金の税金,購入手数料は考慮していません。(データはyahoo financeより)

累計投資金額 1,000ドル×10回 =100,000ドル

評価金額 180.79ドル×127株 =22,960.33ドル

投資金額に対して10年間で約2.3倍になりました

投資指標

株価情報 (SBI証券より)

  • 2020年6月26日 株価 162.64
  • 52週高値 188.96
  • 52週安値 105.08
  • 予想PER 22.19
  • 予想配当利回り 2.323%
  • ROE 30.037%

直近決算状況 (2020年Q1)2020年4月23日発表 

売上高 (予想はGoogle finance より)

予想50.90億USD実績52.29億USD差異2.73%

1株利益  (予想はGoogle finance より)

予想 1.9USD 実績2.15USD差異13.08%

売上高、1株利益ともに市場予想を上回りました。総取扱貨物量が全体で7%減少しましたが、コスト圧縮で利益は伸ばしました。第二四半期は新型コロナウイルスの影響により、輸送量が対前年25%の減少を見込んでいます。

10年チャート、1年チャート

この10年、2015年から2年ほど停滞しましたが、その後緩やかな上昇トレンドを描いてます。コロナショックで下落しましたが25ヶ月移動平均線も回復しました。

 この1年、コロナショックで一時下落しましたが、160から180のレンジで推移しています。経済活動が完全に再開されて貨物量が回復するまでは上値は重そうです。

統括

アメリカの広い国土で荷物を運搬するには運輸業でもトラックや飛行機と比較すると鉄道がコスト、スピード共に有利です。但し荷主の輸送需要に業績が左右される為に景気には敏感です。アメリカ西部地区の鉄道事業はバフェット率いるバークシャーハサウェイ傘下のBNSF鉄道とユニオンパシフィック2社で事業を寡占しております。

米中貿易摩擦で鉄道貨物輸送量に不安がある中で新型コロナショックが襲いました。景気先行指標とされる輸送株ですが、経済活動も再開されたので、4月-6月の第二四半期で底を打って回復すると見込んでいます。

(仮にコロナの感染拡大第2派が発生し拡大した場合は再度調整局面になってしまうと思いますが。。。)

予想配当利回りも2%前後、予想PERも22前後と指標的には普通で特に大きな魅力はありません。しかし物流は経済の基盤であり安定した収入が見込めます。もちろん参入障壁も非常に高いので今後も購入を進めていきたいと思います。

参入障壁の高さ、経済活動拡大による成長期待により買い進めます。

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