胃カメラ 検査

超音波付胃カメラ検査(EUS)当日レポート:麻酔の苦しみとリアルな費用

前回お伝えした通り、十二指腸の異常を詳しく調べるため、医師の勧めで超音波付胃カメラ検査(EUS)を受けることになりました。

長い土曜日の午前中、空腹との戦い

たまたま土曜日の13時45分ならば9月中に検査できるということで予約をお願いしました。土曜日なので仕事への影響はありません。これは嬉しい誤算でした。やはり検査で会社を休むのは同僚にも多少の迷惑をかけてしまうため、助かります。

しかし、検査は午後。家族と朝食と昼食を同席しましたが、水だけを飲んで過ごしました。やっぱり寂しい気持ちになります。なんとか空腹を我慢して病院へ向かいました。

甘く見ていた、超音波付胃カメラ検査の準備

前回の病院の混雑ぶりが嘘のように、午後の病院は閑散としていました。総合受付と消化器内科の受付をスムーズに済ませて、紹介された検査室へ。

胃カメラ検査は何度も受けているので、余裕で検査室へ向かいました。「どうせ苦しくないだろう」とタカを括っていましたが、準備の段階でこれまでの検査との違いに驚かされました。

検査室に入ってからの準備は以下の通りです。

  • 検査服に着替え: よだれがたくさん出て上着が汚れる可能性があるためだそうです。これまでの胃カメラ検査にはなかった手順です。
  • 胃をキレイにする飲み物の一気飲み: 看護師さんからは「とても美味しくないよ」と言われていましたが、実際にはそれほどまずくはありませんでした。
  • 喉の麻酔: 麻酔薬を喉の奥へ流し込み、上を向いた状態で5分間薬を喉に溜めました。運動不足なのか、ストレートネックの影響なのか、5分間上を向き続けるのは正直辛かったです。みんなどうしているのでしょうか。

静脈内鎮静法(軽い麻酔)と、検査中の苦痛

次はベッドに横になって点滴です。麻酔は軽い全身麻酔だと説明を受けました。「16:00には起きてくださいね」と言われ、マウスピースを加えることになりました。横目で見えた内視鏡が太いことに、一瞬身構えました。

麻酔の力には負けてすぐに意識がなくなり、検査中は基本的に意識はないのですが、一度だけ非常に苦しくなり、むせてしまいました。おそらく唾液を飲み込んでしまったようで、本当に苦しかったです。しかしすぐにまた意識がなくなり、気づいたら16時15分。熟睡してしまいました。

検査では臓器3箇所を生検したそうですが、画像等は当日確認できずに着替えて帰宅となりました。

検査を終えて:費用公開と検査後の体調

気になる価格は、3割負担で9,790円でした。これだけの精密検査ですから覚悟はしていましたが、やはり高いと感じました。予定外の出費なので困ります。

検査後も眠気が強く、食欲もありません。

朝食も昼食も食べていないので、本来ならばお腹が空いているはずですが、まったく食欲はありませんでした。19:00の夕食まで何も食べずに過ごせました。

夕食もビール(350ml)1本と鶏と大根の煮込みを少々。すぐに眠くなりウトウト。20;00過ぎには寝てしまいました。やはりかなり体力を使う検査でした。甘く見ていたので、かなりキツイ1日となりました。

次回はいよいよ、CT検査と超音波付胃カメラ検査の結果を踏まえた診察です。

類似投稿