診察結果を受けて

【厳重経過観察のリアル】「ガンとも言えない」曖昧な診断と「膵頭十二指腸切除」の衝撃

**前回の超音波付内視鏡検査から2週間。最初の診断から約1ヶ月。**長いようで短いこの期間、「もし重大な異常があれば電話がかかってくるはず」と勝手に安心し、やっと検査結果を聞けることに少しホッとしていました。しかし、この日の診察で告げられたのは、その安心感を打ち砕く、極めて曖昧で衝撃的な内容でした。

妻と来院して診察

診察の日は金曜日の11:00指定。妻も有給を取ってくれ、10:40ごろに来院しました。平日にもかかわらず、午前中の大学病院はやはりすごい混雑です。予約時間になっても呼ばれず、結局11:30過ぎに。待合室は後期高齢者の方がほとんどで、「自分の親も、将来こうやって通うことになるのかな」と、体の心配と同時に介護や付き添いの大変さを考えずにはいられませんでした。

気になる結果は「グレーゾーン」

気になる結果は**「厳重経過観察」。約1ヶ月間モヤモヤしていた気持ちが晴れるかと思いきや、先生の口から出たのは「現時点では、がんとも良性とも判断できない」という、極めて中途半端な回答でした。超音波付内視鏡で3箇所も生検したのに、まさかの「グレーゾーン」。引き続きポリープが変化しないか、定期的に長期的な観察が必要**だそうです。

膵頭十二指腸切除の衝撃

「そんなに判断がつかない初期の病変ならば、いっそ切除してスッキリしたい」と先生に伝えてみたところ、思いもよらない返答がありました。「十二指腸乳頭部は場所が悪く、簡単に切除できません。」必要なのは、**「膵頭十二指腸切除(すいとうじゅうにしちょうせつじょ)」**という、難易度が非常に高い大手術だというのです。初期のがんなら簡単に切って治せると思っていただけに、精神的なショックは計り知れませんでした。その際、もし手術が必要となれば、都内の国立がんセンターへの紹介も可能だと説明を受けました。

検査結果発表日の費用と生活

十二指腸乳頭がんの原因は不明で、特に生活習慣(飲酒など)の指導はなし。先生からも「生活は今のままで良い」と言われました。「10万人に数人」の希少がんに50歳で罹患したのは、正直「ただただ運が悪い」としか思えません。

会計を終えて妻とランチへ。今日も高額な治療費かなぁと思ってましたが会計は240円(3割負担)(安い!)これから検査が継続するので助かりました。

食欲は全くなく、妻とのランチは丸亀製麺でうどんを少し食べただけ。重い気持ちで会社に向かったため、1時間の遅刻となりましたが、「クヨクヨ考えても仕方ない」と気持ちを切り替え、前向きに仕事に取り組みました。**次回の検査は2週間後の月曜日。**朝8:00からの血液検査に加え、**あの苦しい超音波付胃カメラ(EUS)**を再度受けることになりました。

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