「トラリピ」とはスキャルピング主体のギャンブル的FXでは無くて、
長期で資産を増やす事を目的とした資産運用型のFXです。
短期でお金を増やすイメージが強いFXですが、含み損と長期につきあい、
コツコツとお金を積み上げていくFXがトラリピです。
裁量トレードとトラリピ
裁量トレードとは相場の動きを予測して取引するスタイルです。それに対してトラリピは相場の動きを予想せずに、細かいトレードをコツコツ積み上げるトレードです。
裁量トレード 120円で1万通貨買いの場合 119円で1万円の負け 121円で1万円の勝ち
裁量トレードではこのように相場が当たれば勝てますが、読み誤ると負けます。
FXはゼロサムゲームで稼ぎずらいと言われるゆえんです。
相場を点ではなくて面でとらえるトラリピ
為替相場の傾向として相場は一定の範囲（レンジ）を上下して動く傾向があります。
上記は2019年11月末からのユーロ円のチャートです。コロナショックもあり、株式市場は暴落しましたが、為替相場は比較的レンジ内で収まっております。このレンジ内の動きを、細かいトレードを繰り返し面で取りに行くのがトラリピです。
トラリピを使えば設定したレンジ内にて「IFD注文」を繰り返して自動発注してくれます。
IFD注文とは、「120円で買えたら120.5円で売る」というように、新規の指値を注文するときに同時に決済注文も指定する注文方法です。これを繰り返して自動的に注文してくれます。
具体的には「120円新規買 120.5決済売、 120.5円新規買 121決済売 、 121円新規買 121.5決済売、、、」と繰り返し注文が入ります。
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マネースクエアでの注文方法
具体的な注文方法は記載の通りです。
マネースクエアのホームページよりトレード画面へを押しトレード画面を開きます。
トラリピの設定画面です。「トラップ値幅を指定」を押します。
レンジは現在のレートより上下2円に設定してます。注文金額1,000通貨で値幅を0.1円単位に設定してます。0.5円で決済しえ1回転の利益は500円です。
最終確認画面にて注文内容を確認して注文します。
この結果、120.8円から116.9円の間を推移すれば、その間10銭刻みでポジションを持ち、500円で利益を確定してくれます。利益確定後再度注文を自動で出してくれます。
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注意点は資金管理
想定レンジ内では非常に効率的なトラリピですがレンジ相場を外れると含み損が増大します。
注文する前にリスク試算ができるので十分に資金と注文内容を検討してください。そしてロスカット付近になったら資金を追加投入するかロスカットするかを決断する事が大切です。
トラップ値幅を狭くすれば利益も早く積み上がりますが、レンジを外れた時の含み損の金額は大きくなります。どこまで含み損に耐えられるか、資金を用意できるかを十分検討する事が大切です。
感情にとらわれないトレード
上記のようにIFD注文を指定した範囲で、繰り返し設定することで、利益拡大のチャンスを増大させるのがトラリピの特徴です。一度指定すれば、仕事中でも夜中でも自動的にトレードを続けてくれるので、感情にとらわれないトレードが実行できます。
以前は手動でIFD注文を繰り返していましたが、○○ショック等で1日に激しく上下するタイミングではすべての注文をカバーできませんでした。（最近ではコロナショックが記憶に新しいです。）でもトラリピならば自動で注文を繰り返してくれるので安心して寝れるし、仕事も集中できます。
このように、多少のスプレッドコストは掛かりますが、トラリピによりわずらわしい注文作業から解放されて、他の事に時間をかける事ができます。
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相場には絶対はないので慎重に
FXは80％がレンジ相場と言われています。
値動きが小さいとついつい狭いレンジに大きな資産を投じたくなる欲求が発生します。
しかし、2022年の相場のように急激な動きが発生するときもあります。
欲望でハイレバレッジになっていた人は、ロスカットか退場した人もいたようです。
相場に絶対はないのであらゆる想定をして、想像力を働かせて、相場に望む必要はありますね。
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FXの「トラリピ」よく聞くけどどんなトレードなの？
資産運用型のFXだと聞くけど具体的にどうトレードするの？